Stage 1 |
|
|
|
♪ドイツ歌曲より Piano 竹内孝子
1 |
Das Lindenbaum ぼだい樹 |
シューベルト 作曲 ミュラー 詩 |
|
泉のほとりの思い出多いぼだい樹は、旅立とうとする私に語りかけた。時を経た今も尚、お前の憩う所はここなんだ!と。
|
2 |
Die Forelle ます |
シューベルト 作曲 シューバルト 詩 |
|
「矢のように泳ぐますが釣り人に釣られるさまを私は怒りをもって見つめた」「男はこのようにして女をたぶらかすものだから、若いお嬢さんは気をつけなさい」という寓話となっている。 |
3 |
Ich wollt,meine Lieb' ergosse
我が願いは, この愛すべてを |
メンデルスゾーン 作曲 ハイネ 詩 |
|
ゆけ、わがそよ風よ。私のこの愛を、そよ風にのせてあなたに伝えたい |
4 |
Herbstlied 秋の歌 |
メンデルスゾーン 作曲 クリンゲマン 詩 |
|
なんとすばやく季節は春から冬へと変わり、なんとすばやく歓びは悲しみへと変わることか。ただ一つだけ決して消えることのないもの、それは憧れ!
|
5 |
Auf Flugeln des Gesanges 歌の翼に |
メンデルスゾーン 作曲 ハイネ 詩 |
|
歌の翼に君をのせてゆきたい、麗しの夢果てぬ国へと…。インドのガンジス河の情景を借りているが、ここで歌われているのは、どこにもない桃源郷である。
|
|
|
StageU
|
|
女声合唱組曲「光る砂漠」より Piano 小林千恵
矢澤 宰 作詩 萩原英彦 作曲
1 |
再会 |
『光る砂漠』は矢澤 宰の遺稿集より選ばれた9篇の詩により構成された作品で、混声合唱曲として1971年(昭46)、萩原英彦によって作曲され、文化庁主催芸術祭優秀賞を受賞しました。後に女声合唱曲に編曲され広く演奏されています。
矢澤宰(1944−1966)は、腎臓結核にかかり寝たきりの入院生活を送っていました。13歳で結核病院に入院、21歳で死去してしまうのですが、その間に500編もの詩を綴りました。そのときは高校の文芸部から「それでも」として、また病院で矢澤宰の主治医だった吉住昭等 有志の手によって遺稿集「光る砂漠」として出版されました。
矢澤宰は身動きひとつできない入院先の病院で、看護師の女声に恋をしました。作曲家の萩原英彦は、その去り行く看護師の後ろ姿をイメージし、アルカデルト作曲の「アヴェマリア」という曲のテーマ「ラソラファソラ」を逆から読んだ音型「ラソファラララ」をこの曲のテーマとしたのです。矢澤宰は入院中にキリスト教に親しんでいます。看護師は彼にとってのアヴェマリアだったのでしょうか。
「再会」の冒頭で流れるこのテーマのメロディは「ふるさと」の最後の間奏にも静かに現れます。
萩原英彦(1933―2001)は我が国を代表する作曲家の一人で、ほかに「白い木馬」「抒情三章」などがあります。
|
2 |
早春
|
3 |
ほたるは星になった |
4 |
秋の午後 |
5 |
そびしい道 |
6 |
ふるさと |
|
|
|
|
StageV
|
|
|
「Gloria(栄光の讃歌)ニ長調RV589」より 女声三部合唱編 A.VIVALDI ヴィヴァルディ 作曲(1678 ―1741)
1st Piano 小林千恵 2nd Piano 竹内孝子
第1曲 Gloria
in excelsis Deo
|
いと高きところには神の栄光 |
第2曲 Et
in terra pax |
地上には善意の人々 |
第3曲 Laudamus
te |
我らは主をたたえ |
第4曲 Gratias
agimus tibi |
主に感謝を捧げる |
第5曲 Propter
magnam gloriam |
主の偉大な栄光ゆえに |
第7曲 Domine
Fili unigenite |
ひとり子である主 |
第8曲 Domine
Deus, Agnus Dei |
神なる主、神の子羊 |
第9曲 Qui
tollis peccata mundi |
世の罪を除きたもう者よ |
第11曲 Quoniam
tu solus sanctus |
あなたのみが聖であり |
第12曲 Cum
Sancto Spiritu |
聖霊とともに |
ヴィヴァルディは宗教音楽の分野でも多くの傑作を残しているが、これはその中でも最も有名な曲。力強い合唱と美しいアリア、ドラマティックな響きと牧歌的な抒情性を巧みに対比しており、流ちょうな旋律と華麗で壮大な音響効果により、人気がある。
全12曲の中から10曲をお聴きいただきます。
お二人のピアニストがフルスコアより2台のピアノ用に編曲されました。
女声三部、2台のピアノ伴奏による演奏をお聴き下さい。
|
StageW
|
|
|
|
女声合唱のためのヒットメドレー「HANA」 三沢治美 編曲
1st Piano 竹内孝子 2nd
Piano 小林千恵
|
花 作詞 武島羽衣 作曲 滝廉太郎
サボテンの花 作詞・作曲 財津和夫
さくら(独唱)
作詞 森山直太朗/御徒町 凧 作曲 森山直太朗
ハナミズキ 作詞 一青窈 作曲 マシコタツロウ
リンゴ追分 作詞 小沢不二夫 作曲 米山正夫
世界に一つだけの花 作詞 槇原敬之 作曲 槇原敬之
赤いスイートピー 作詞 松本隆 作曲 呉田軽穂
花 作詞・作曲 喜納昌吉 |
花にちなんだ曲、8曲がメドレーに編曲された作品です。
打楽器奏者上中さんに賛助出演していただきます。
“花言葉のご紹介”
♪スイトピー ・・・・ 門出、別離、永遠の喜び etc.
♪サボテン ・・・・ 燃える心、暖かい心、枯れない愛 etc.
♪さくら ・・・・ 私を忘れないで、優美、精神美 etc.
♪ハナミズキ(花水木)・・・・ 私の思いを受け取って下さい、返礼 etc.
*ハナミズキの曲は、2001年9月11日のテロ発生時、ニューヨークの友人からのメールをきっかけに一青窈さんが詩を書かれたそうです。
|
|
〈アンコール〉
ゆうやけこやけ/中村雨紅 詞 草川信 曲 川村昇一郎 編
歌の翼に(日本語)/メンデルスゾーン |
|